2016年2月17日水曜日

プチ旅行☆タリン&ヘルシンキ 3日目①


3日目の朝も、美味しい朝食からスタートです…☆

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朝起きたら外は雪がどさどさ降っていました。あーあ、と思いながら身支度して外に出ると、さっきまでの悪天候が嘘のように晴れていました!3日目にしてついに青空に出会えました~。



この日はまずトラムに乗って中心街からは外れたヒエタラハティ・アンティークホールに行きました。ここも夏場は青空蚤の市で有名な広場があるのですが、昨日惨敗したのでもう期待はしていません…アンティーク店が沢山入ったホールも、改装?に伴って全て食料品店に変わっているという情報をネットで見かけたので、それならまぁ食料品を見物しようという事になったのです。

ヒエタラハティはフェリー乗り場と同じ方面です


期待はしていなかった。していなかったはずが、アンティーク店だった名残はないかなーと心のどこかで期待していたんです。しかし ホールの中は活気がなく、がらーんとしていました。開いているのは殆どがカフェ。他のお店はシャッターを下ろしています。土曜日だったからでしょうか。前日見物したオールドマーケットやハカニエミのように食材が豊富なわけでもなく、行き場を無くした観光客(自分含む)が数人いるだけです。


仕方がないのでとりあえず朝ごはん。お茶の缶がずらっと並んだカフェに入りました。


ビンの王冠を逆さにしたような形の食べ物は…カレリアンピーラッカ。ライ麦パイにおかゆを乗せた、カレリア地方の伝統パン!スーパーに売っているものは卵などのトッピングは無しなので、全く食欲をそそらない見た目なのですが一度食べたらなんだか懐かしく、クセになる素朴な味わい。滞在中4個くらい食べました!



これは…食べたけど良く分からなかった謎のお菓子です。色からして抹茶味かと思いきや、ミントの香りがスースーしました。中はポソッとしたあんこみたいな感じ。


ご自由にどうぞ、のミントウォーター。もちろん頂きました!




食器ハントに飢えていた私は"観光の合間に隙あらばヴィンテージショップを覗く"という方針を撤回し、すぐさま調べておいたお店にトラムで直行しました。3日間の成果がポットだけでは帰れない!
Astiaparatiisiというお店で、店内は商品が天井近くまで積まれていました。欲しいものは沢山、でもお値段が高すぎる。値引きには一切応じないという顔をした店主のおじさん。私はコレクターではなく日用品として気に入った食器を買い集めているので、高すぎて割れるのが怖い、使えない、となっては本末転倒です。

次に寄ったすぐ近くのJadeというセカンドハンドのお店で運命の出会いがありました!



 じゃーん。アラビア、ウラ・プロコッペ最後の作品"Koralli"(コーラル)です。生産年数が短いため希少なのだとか。灰色がかったピンク色は可憐なのに甘すぎず、一目で大好きになりました。これは11cmのサラダボウルだそうですが、ひとつしかないのでお菓子入れにしました。カップ&ソーサーもいつか欲しいなー。


狙っていたアラビア・Floraの300mlタンブラー。最初に入ったAstiaparatiisiの半額で買えました。落ち着いて良い色です。マウスブローなのでそれぞれ口に当てたとき、ふちの厚さが違います。いつかクリアとアメジストも欲しいなー。(欲しいものばっかり!)



"Kuksa(ククサ)"というラップランドの手作りコップです。どこかのおじいちゃんが長年愛用したあげく自分で魚とニワトリを彫っちゃったようなゆるさが気に入っています。


これは何に使うものかしら? あっ、座布団だ!という秀逸な説明図。
そしてもうひとつ、別のお店で購入したトナカイ皮の座布団。ふっかふかです。毛は太く密集し、酷寒の地で強く生きるトナカイの秘密ここにあり、という感じです。




欲しかったものが手に入り、穏やかな心持ちでテンペリアウキオ教会(岩の教会)へ。小学生の頃、家族旅行で連れてきてもらったのを覚えています。その時は運よくパイプオルガンが聴けたような記憶が。天井を眺めていると、そのまま宇宙に行っちゃいそうです(巨大UFOに見える)。

夕方のフェリー出港の時間が近づいて来ました。ここからは駆け足でリガに帰らないといけません。




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