2016年9月29日木曜日

採ったキノコはその日に食べる!「きつねちゃん」パーティ☆



キノコとおしゃべり。ラトビア人の気分を味わいました。

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友人が大量のアンズタケを収穫して来てくれたので!お宅にお邪魔して、キノコづくしのお料理を楽しみました♪調理の前にはキノコのお掃除。面倒な砂取りも大勢でやるとあっという間です。


キノコは火を入れるとかさが減るので、こんなに沢山フライパンに放り込んでもへっちゃらです!!


じゃーん!キノコパスタです♡イタリアンパセリは必須!一番最後にバターのかけらを入れてぐるぐるかき混ぜます。アンズタケの香りがふわっとして美味しかった~。お肉系は入っていないのですが、キノコの旨みだけで十分満足なお味です。


大きめのキノコ(名前不明)は炒めて。森のキノコは北欧のお皿に良く合うのがこの日の発見でした!大きなお皿にどどーんと盛って、皆で分けて食べると美味しさ倍増です。大きなお皿が無性に欲しくなりました…。


 シメは、アンズタケのリゾットで。クリーム仕立てです。アンズタケはクリームと相性が良く、ラトビア人的にもテッパンの組み合わせだそう!ラトビアのチーズを削って鷲掴みにし、どさっと乗せて食べました。

雨続きで冬へ一直線のラトビアですが、秋のキノコを満喫できてとても楽しい一日でした☺

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<豆知識☆>
アンズタケはロシア語で"Лисичка"(リシーチカ)と言います。 「きつねちゃん」という意味です。きつねのしっぽの色にそっくりだからだよ、とロシア人の友達が教えてくれました!




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2016年9月27日火曜日

ラトビア人のキノコ好きがここまでとは知りませんでした。"キノコ展@ラトビア自然博物館"


ラトビア中のあらゆるキノコが一堂に会したエキシビジョンでした。

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一緒にキノコ狩りに行った友人からメールが来ました。
「リガでキノコエキシビジョンがあるよ!絶対楽しいから行ってみて!」

なにそれおもしろそう、と早速行って来ました。ラトビア自然博物館(Latvijas Dabas Muzejs)にて開催されていたキノコ展。入場料は確か大人1.8ユーロ程でした。



会場の中はキノコ、キノコ、キノコ!細長い部屋にテーブルが3列。その上に本物のキノコがずらっと並べてありました。ちゃんと苔や土、松ぼっくりなどが一緒に展示されていて、森の中を切り取ってきたような展示です。


大人も子供も真剣にキノコを鑑賞。写真を撮ったり、熱心にメモを取る人も。キノコ狩りはラトビア人の楽しみのひとつなので、皆真剣です。詳しくなければ安全にキノコ採りを楽しむ事ができませんから。子供を連れたお父さんも多く来場していました。

キノコの下に置かれたカードには、キノコの名前の他に右上にマークが付いています。
①毒キノコ ②食べられるけど苦いキノコ ③炒めるキノコ ④ゆでるキノコ の分類です。

このエキシビジョンの良いところは、キノコの展示だけで終わっていないこと。様々な体験を通してキノコへの知識を深めてもらおうという狙いが感じられます。



例えば、これ。顕微鏡と、シャーレの上に数種類のキノコが。覗いてみると!!




 めくるめく神秘的なキノコの世界が…♡楽しい♡


これは森で出会う可能性の高い基本的な食べられるキノコです。横にはキノコの名前が書かれたカードが置いてあり、「キノコの名前を当てよう!」とゲーム感覚で楽しめるように工夫してあります。


小さい子のためのお遊びブースには塗り絵がありました。日本ではアニメタッチの塗り絵が多いと思いますが、こちらは本気のリアル絵です(笑) 小さい子供たちがこれを一生懸命塗っている姿はシュールでもあり、感心もしてしまいます…!


色々なキノコがある中で、一番驚いたのがこれ!シルバーキノコです。銀色に鈍く光っているんです。こんなの、初めて見ました。


そして、さすが手仕事大国ラトビア。キノコで染めた毛糸も展示してありました。鮮やかできれいな色で驚きです!


キノコ展の切符もぎのおばちゃんは、一生懸命ニットを編んでいました。冬の気配が感じられるようになったこの頃、街では編み物をする人をよく見かけます。
ラトビア、好きだなぁー。







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2016年9月19日月曜日

ラトビア製のヤーンボウルを手に入れました!


ほくほくです♪

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先日はお友達と可愛いカフェでランチをしたり、布屋さんでラトビアっぽいブランケットを発見したり楽しい1日を過ごしたのですが、ふらっと入った雑貨屋さんで素晴らしいものを見つけました!


陶器でできたヤーンボウルです♡羊柄が可愛いっ!!


反対側は毛糸と編み針です。ニッター心をくすぐりますな!!
この黒い焼き物は民芸市などでも見かけましたが、ヤーンボウルは初めてです。お店の方に聞いてみると、若い3人の女性創作ユニットの1人が作ったとの事。


ヤーンボウルとは何かと言いますと…このように中に玉巻き状の毛糸を入れて、糸を穴から引き出して使います。毛糸はまるいのでコロコロ転がりやすく、勢いよく編んでいると遠くへ転がってしまったりも…身に着けるものを編むので、床を自由に転がられては衛生的にも気になりますよね。

このボウルには穴が3つ開いているので、編みこみ糸も絡みにくくラトビアミトンの編みこみにも良いかもしれません☆

ニットの盛んなラトビア、さぞかし色々な編み物道具があるに違いない…と思っていましたが実はそんな事ありません。かせ繰り機も玉巻き機もプラスチックの輸入物だけ。編み針もほぼ外国製、毛糸もです。
そんな環境なのでヤーンボウルも中々見つけられず。お店で見つけて飛びつきました!やったー。


ある織物工場で最近入手したウール100%の毛糸。今はこれで白い帽子を編んでいます。
この糸がかなりのくせもので…可愛く編みあがれば良いのですが。





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2016年9月16日金曜日

ケーブルたっぷりの冬の帽子 "Kat" 編みました☆



モヘア×ウールの毛糸でふわふわの帽子を編みました。

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今年の冬にグレーの毛糸で編んだ帽子を同じ糸の色違いで編みました。
リガ旧市街の"Hobby Wool"で特価だったROWANのKidClassic。日本ではものすごく高い糸なのに、リガではなかなか売り切れないらしく半年経っても在庫が店内に山のように積んであります。


1玉でここまで編めました。全部で1.5玉で完成する帽子なので、コスパも良いふわふわ&すべすべの大好きな毛糸です。


この帽子を編むのは3回目ですが、今回はリブ→本体の模様編みに入る増し目の部分で8回もやり直しました!夜に編んでいたのですが、何度やっても合わない。ほどく。合わない。…。
諦めて翌朝編んだら一発で解決☆編み物あるあるですかね…。


可愛くできました!この帽子はパターンの指示通りのサイズに編むとゆるっと後頭部の部分があまるベレー型になりますが、針の号数を下げて小さく編むときゅっとコンパクトになり、頭頂部が少しとんがって余る今どき(?)シルエットになります。

今回はリブ4号、本体6号棒針の平編みでコンパクトな帽子になりました♡

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Kat / Designed by Kim Hargreaves
ROWAN KidClassic 831 Smoke 1.5balls
Needle: DPN JPN#4, 6




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2016年9月12日月曜日

今年最後の蚤の市!スピーケリフリーマーケット



端っこのお店、お客さん入らず。壁のブーツがいい感じ!

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春夏限定のフリーマーケットがリガ中央市場の側の倉庫街、"Spikeri"(スピーケリ)地区で開催されました。今シーズンは最後の開催という事で、お店もお客さんも多め。


古い洋裁雑誌を専門で扱う珍しいお店が出ていたり…


破れたニットを繕うための道具、ダーニングマッシュルームを発見☆



蚤の市ではおなじみのソ連ピンズに、使いこまれたかご。このかごは結構なお値段で、理由を聞いてみたところ「ラトビアの職人の手作りだからよ。スーパーで買える量産品なら安く売るけど?」と言われました。
きちんとした手仕事には対価をつけるその姿勢、良いと思います。




明るい光の下ではキラキラ光るガラス製品が素敵!ラトビアのガラスは厚くて重いものが多いので、買うのに少し勇気が要ります。ちょっと昭和の匂いもするラトビアガラス、好きです。


反対に、リガ陶器工場の陶器は薄くて軽い!ほぼ必ず金彩があしらわれているので、「この金彩が無ければなぁ」と思うことしばしば…笑


ラトビアの蚤の市は規模は小さいですが、素朴で楽しいです。

 

この日の戦利品は、ヴィンテージのビンゴゲーム!以前ラトビア家庭にお邪魔した時、一晩中やったビンゴが楽しくて楽しくて。ずっと探していたんです♪

木の駒に数字を彫ったコルクが貼ってあり、アルミのチップと年季の入ったカードで遊びます。袋から取り出した駒の数字をハイスピードなテンポで読みあげて、カード上の数字が横一列揃ったらビンゴ。リーチがかかった時点で「ブーダ!」と叫びます。なぜブーダと言うのかは彼らも知らないという謎の掛け声…


駒が全部揃っているか、家で恐る恐る確認しました。欠けてたらゲームにならないので!
ちゃんと全部揃っていましたよ~。これでいつでも盛り上がれます!!






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