2016年5月31日火曜日
レースのドイリー "The Angel Garden" 編みました
中毒性の高いレース編み!小ぶりのかごにかけてみました。
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チャリティショップで隅に転がっていたレース糸を使って久しぶりにドイリーを編みました!
レース編みに使うかぎ針は凶器になりそうな細さです(笑)
一般的?な太さの針と並べてみました。一番下が今回のレース10号(0.75mm)です。
トルコのレース編み"オヤ"の職人さんたちが和風総本家の番組で「日本のチューリップのかぎ針じゃなきゃだめなの!!」と言っていたのを見たことがあります。
写りがイマイチで分かりにくいですが…上が棒針1号くらいの細めのコットン糸。真ん中が最近気に入っているイタリアのリネン糸。一番下が今回使ったレース糸50番です。一般的に40番が多く使われていて、番号が大きくなる程細くなっていきます。
編みたてはくしゃくしゃです!
ドイリーを編みたくなるのは決まって頭の体操がしたい時。もしくは、頭をからっぽにしたい時。
最近大物のウェアばかり編んでいたので次に取り掛かるまでちょっと息抜き・・・と編み始めましたが、難しくて逆に頭がこんがらがりました!
Crochet a litteさんが公開して下さっている大人気のThe Angel Garden~天使の庭~というフリーパターンなのですが、見た事のない編み図記号に戸惑ったり編み順も分からなくて。ドイリー万年初心者には高難度でした。
何とかふち編みまでたどり着き、ブロッキングです。これでもか!とピンを打ってなんとか円形にしようとあがいています。均等な手加減で最後まで編めていれば自然にほぼ円形になるのですが、私のはガタガタなので無理やり引っ張っています(笑)
完成。途中で解釈を間違えたまま一周編んでしまったのに後から気づいたのですが、かぎ針は棒針と違って間違えたところだけほどく、というのができないので見なかった事にして突き進みました…
これは習作、という事で次は白い糸で美しく編みたいです!
細かい作業で目と肩に大ダメージを負いましたが、楽しかった~。
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2016年5月30日月曜日
Dobele(ドウベレ)のライラック庭園
ラトビア人はお花が大好き。特に初夏に咲き誇るライラックは多くの人に愛されています。
中央市場のお肉売り場に飾られた見事な枝。
ラトビア語で"Ceriņi"(ツェリニュイ)、ロシア語で"сирень"(スィリェーニ)"と言います。
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Dobele(ドウベレ)はリガの南西約70kmにある街で、ヨーロッパ最大級のライラック庭園があります。200種類ともいわれるライラックが植えられ、毎年満開の頃にはライラック祭りが催され、街中が活気に溢れます。
リガのバスターミナル"AUTO OSTA"(アウトオスタ)から毎日ミニバスが出ていますが、ライラックの季節は座席がすぐ埋まってしまうそうなので要注意。Dobeleに着いたら、庭園まで30分程歩きますが道順は難しくありません。
入口でライラックジャムを販売していました。材料はライラックの花・砂糖・水・ペクチン。蓋を開けるとライラックの花びらが混じったブドウ液のような色のジャム。濃くて甘酸っぱい味でした!
蕾がまるく膨らんで、あと少しで開きそうな枝が沢山ありました。開花直前の蕾って、ぷっくりして可愛いんですね!
品種によっては満開のものも!
青空の下、出席者30名ほどの小さな結婚式が執り行われていました。庭園にはあまい匂いが漂っていて、素朴で素敵な式だったので遠くからうっとり眺めました。
白も捨てがたいけど、やっぱり一番好きな薄紫のライラック。リガ市内のライラックは満開を過ぎて花が落ち始めていましたが、ドウベレはリガに比べて少し開花が遅いみたいです。
リガでよくライラックの枝を折って持ち帰る人を見かけるので友人に「あれってOKなの?」と聞いたところ、「枝を折ると翌年もっと多くの枝が出て花を付けるからいいのよ」と言っていました。
ドウベレの観光局がこまめにFacebookなどで咲き具合を発信してくれるので、ラトビアの人たちはこの季節になると日々ネットで開花情報を確認して、いつ見に行こうかソワソワするんだとか。沢山のお客さんで庭園はいっぱいでした!
私も大好きなライラックに囲まれて至福の時を過ごしました♡
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2016年5月27日金曜日
リガ郊外のかごやさん "Pinumu Pasaule"
この形のかごは75歳になるマスターの作品で、世界中から注文が来ているものの年齢的にこれ以上沢山生産できないという貴重なものでした。
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暑い日が続いたと思えば急に冷え込み薄手のダウンに手を伸ばしたり、温度調節の難しいラトビアの初夏を迎えています。街中が緑に染まって、人々は毎週末のように郊外や田舎で過ごし短い夏を謳歌しています。
リガ郊外にある手編みのかごやさん、"Pinumu Pasaule"を訪れました。中心地から車で約30分、なかなか行きにくい立地ではありますが素敵な場所です。ここは自宅兼工房となっています。
ショップに入ると、床一面のかご!天井まで積み上げられる柳のかご。かきわけながら奥に進み、ひとつのこらずチェックです。こんなに沢山あるのに、不思議なもので自分に本当にしっくり来るかごというのはそう簡単には見つかりません。2年間探しているけれど、まだ「運命のかご」に出会っていないという友達もいるくらいです。
ランプシェードや乳母車などかご以外の商品もあります。乳母車、とっても可愛いです…♡
左のかごはパイン、右のかごはポプラを用いて編んであります。枠の留め方に注目!価格が安い代わりに作りも雑なものはここをホチキスで留めたりボンドで接着したりしてありますが、細いくぎで留めてきれいに処理されています。
世界中から日々注文が舞い込んでいるというこの工房、日本からの注文は特に多いそうでこの形は日本向けの特注だと聞きました。
窓辺に座っているおばさまは、本当に何でも知っています。無数に種類があるかごの中から一つ取って、「これはいくつ在庫がありますか?」「この形で他のサイズはありますか?」と色々質問をしましたが、全て彼女の頭の中に入っています。
「これはあと3つよ。」「これは編むのが特別難しい。」「これはもう生産しないの。最後のひとつ。」
何でも教えてくれる彼女の言葉を聞き漏らすのがもったいなくて、メモを取りながら沢山話をしました。
森の民芸市にも毎年出店されています。
森の中で出会ったら"Labdien!"(ラブディエン/こんにちは)と元気に挨拶をして、ラトビアのかごの世界を堪能したいものです!
※カード払いには対応していません。現金のみですが、”足りないなら近くにATMがあるから”と教えてもらいました(笑)
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2016年5月26日木曜日
ミュージアムナイト in Riga
リガ市長の部屋にあった猫の絵。
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5/21の土曜日、ミュージアムが無料で開放されるミュージアムナイトが開催されました!
ラトビア語で"Muzeju Nakts"と言います。夜19:00-翌01:00まで(場所によっては24:00までの所もあります)国立美術館から旧市街の小さい小さいミュージアムまで、去年の公式サイトを見るとラトビア全土で130以上のミュージアムが扉を開いたそうです。
改装して再オープンしたばかりのラトビア国立美術館は長蛇の列!ディズニーランド並みです!これは2時間待ちじゃきかなそう。それでも皆どんどん列に加わっていきます。
国立美術館をアッサリ諦め、旧市街へ。ブラックヘッドのギルドと呼ばれるこの可愛い建物が開いていないかなーと思ったのですが、閉まっていました。残念~。
同じ市庁舎広場にあるリガ市庁舎も普段見られない部屋が開放されているとの事で、折角なので列に加わってみました。
天井の高~い表敬室。
聖ヨハネ教会の椅子と似た四枚花弁のお花が彫られた椅子発見!
小さい礼拝堂があり、
立派な市長室…の手前の応接室にキャットタワーが!!!!!なぜ??
リガ市長は、KUZJAとMURISという二匹の猫をここで飼っているんだそうです。
計画的にミュージアム巡りをして一晩のうちに7か所見た友達もいましたが、行きあたりばったりの私は一か所で終わりました。でも夜まで続くお祭りの雰囲気は十分楽しめました!
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2016年5月22日日曜日
水色リネンで夏のフリルトップス完成☆
水色の細いリネン糸で編んでいたウェアが完成しました。
(途中経過記事はこちら→☆)
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イタリア製のFRESCO LINOという糸で、50g 233m。極細のリネンが6本縒られています。
裾の処理、編みっぱなしでくるんと丸まらせるか迷いましたがパターンの指定通り折って裏でまつり、ダブル仕立てにしました。腰回りの落ち着きが良く、正解だったと思います!
日本とは違い編み図の無い英文パターンでしたが、解読はそこまで難しくなかったです。一番大変だったのはフリルの拾い目かな?フリル自体はW&T(引き返し編み)が沢山入るので飽きませんでした。
とても可愛いサイドのフリルですが、片方付けた時点で悩んだ点がありました。
リネンに張りがありすぎて、水通ししても着ると肩上のフリルが硬く張り出し、「聖闘士星矢」みたいだったのです!もしくは侍の裃??
肩の上でつまんで綴じ、キャップスリーブ風に改造しようかな…とも思ったのですが全部編み終えてダメ元でスチームを当ててみたらクッタリ落ち感が出て、可愛いフリフリ具合におさまりました~。
フリルがボリューミーなのでカーディガン等を羽織るのは難しいですが、かなり良い感じに編めたので真夏に活躍してもらおうと思います。
この糸を買ったお店を通りかかったら以前見かけなかったシャーベットオレンジ色のリネンが入荷しているのを見てしまいました(>v<)もう一枚色違いで編もうかな???
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"Sowa"
使用針:Knitpro Symphony wood JPN#4
使用糸:Fresco Lino 190g (50g233m)
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2016年5月19日木曜日
織物を求めてリンバジ村へ ③
私がこころ射抜かれて購入してきたもの。
これは何でしょう??
民族衣装のスカート用に織られた生地です。細かい模様、色の組み合わせ、飽きずにじーっと見ていられます!スカートのはぎれで作ったトートバッグが沢山並んでいたので、その中から選びました。
リネンのクロスです。ヘリンボーンは私の一番好きな布地の織り方なので入店して真っ先に手に取ると、「これは人の手半分、機械半分で作ったのよ」と店員さんの説明がありました。どういう意味かなーと思って聞いてみると、布は機械にかけて織り、サイドの赤いステッチや端の織り込み始末などの仕上げを職人が行っているようです。
赤い糸が効いていて可愛い♡控えめなリネンの光沢があり、厚みのある織り地。 パリパリした感じはなく、しなやかです。
ウールブランケット!例の日本向け特注サイズです。
並んでいるものどれも素敵で悩んで悩んで決めました。悩んだ理由はもう一つ、お洗濯方法が分からなかったこと。ウール製品はいつも手洗いしていますが、これはフリンジが太くて乾きにくそうだったのと、手触りがふわふわなのですぐにフェルト化してしまいそうで…
考え込んでいたら何と商品についていたタグが日本語で、”ドライクリーニング”と書いてあったのでそこで安心し、購入に至りました(笑)
目的のクッションカバーは、3種類の大きさがあり、今回選んだのは小&中サイズ。
右の赤いのが35*35cm、他2つは40*40cmです。リネン×ウールの組み合わせで織ってあり、サイドのフリンジはリネンです!珍しい~。
ポコポコとした立体的な模様はウールを一定の長さに引き出す作業を繰り返して作られていて、このクッションカバーは全て人の手による仕事だそうです。独特でとっても魅力的。中にクッションを詰めるとポコポコが際立ってより可愛くなります!
このお店に置いてあった商品の殆どがふたつと同じ在庫は無く、「同じ物をもうひとつ下さい!」とはいきません。その日そこにあるだけです。折角行ったのにお目当てのものが無い…という事もあるかもしれません。ですが、どんな商品に出会えるか分からないドキドキ感も含めてリンバジ村へ直接行くのも楽しいと思います☆
※リガのいくつかのセレクトショップで取り扱いがあるようです。
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