2018年4月29日日曜日

20年ぶりの、モスクワ

日本とは全く違う、ロシアの空気。 


初めての海外出張から帰ってきた弟が私に、と買ってきてくれたモスクワ限定スタバのタンブラー。
マトリョーシカ!これ、欲しかったんです♡


裏はこんな柄。
ロシアの伝統的なプラトークをイメージしているのでしょう。
ロシアのおばあちゃんが頭に巻いている、あの布です。

私たち兄弟は、幼い頃の3年間をロシアのモスクワで過ごしました。
あの時幼稚園児だった弟の、初めての海外出張先がモスクワだったのです。
すごい偶然!

当時はモスクワにスターバックスなんて、とても考えられませんでした。
ソ連崩壊の直後で、やっとマクドナルドの1号店が出たちょっと後だったし。笑


あれから約20年経っても変わらないものも、お土産にくれました。
可愛い可愛いリスのパッケージ。


ビターチョコに定評のある、創業1804年、Бабаевский(ババーエフスキー社)の"белочка(ベーラチカ)"。
ロシア語でリスを表す"белка(ベールカ)"の愛称形です。



一粒、長方形のチョコが紙に包まれています。
ロシアのチョコは、正直そんなに美味しくないものが多いです。
ベルギーチョコのようなカカオ!美味しい!という感じではなく、砂糖や油分が多くてざらっとしている。
でも、はまるんです。笑


ガナッシュをチョコでコーティングしてあります。
ナッツは小さく刻まれていて、存在感はそんなにありません。

リス以外にも可愛いパッケージのチョコは、たくさんあります。
庶民が愛するチョコなので、価格もとても安価。市場でも手に入ります。
色々な種類を詰め合わせればお土産にもぴったり。


私が約10年前に留学したモスクワでは、街で英語は殆ど通じませんでした。
首都モスクワではなく、外国(=日本)に距離が近い極東のウラジオストク、ハバロフスクで若者たちが積極的に英語を話すのに驚いたりもしました。

今回弟が出張してみて、モスクワでは若い人を中心にかなり英語が通じる印象を受けたようです。ただ、それは学生やビジネスマンの話。
労働者で英語を話す人はまだまだ少ない。

展示会の帰り、タンブラーを買ったあと空港に向かうタクシーで詐欺にあった弟。
相場3000円の距離で、35000円(!!)請求されました。
もちろん抗議するも、「じゃあ空港へは行かない」とUターンされ、展示会場の方向へ車を走らされ…搭乗時間の迫る中なすすべもなく、支払ったそうです。
せめてもの抵抗で"領収書をくれ"と頼んだら、普通にくれたあたりが謎です。笑

彼にとっての20年ぶりのモスクワは、懐かしく、新しく、そして苦い思い出となりました。



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2018年4月24日火曜日

ストックホルムの本屋さんと、可愛い北欧のフードパッケージ


いつまでも眺めていたい、ストックホルムの街並み

リガからストックホルムに、クリスマスシーズンに旅行に行ったときのこと。

フィンランド⇄リガの空路、Baltic Airは小さいプロペラ機ですが、ストックホルム行きはめちゃめちゃ綺麗な新しい機体でした!!

この旅行は、最後はフェリーでリガまで戻って来てとても楽しかったのでいつか改めて記事にします。


ストックホルム中心街の本屋さん。
その広さと、スペースの贅沢な使い方にまずびっくり。
均等に配置された木の大きなテーブルに本がゆったり平置きで陳列されています。
天井はむきだし。


手芸コーナーには山盛りの毛糸!毛糸!
うわー♡

針も販売しているので、これなら本を見て編みたいものがあったらお家に帰ってすぐ始められる。思い立ったらすぐ手に取れる手仕事への距離感がすてきです。


そして何と!DROPS ALPACAが山盛り。
カラー豊富。手触り最高。
すでに自宅に40玉ほど在庫していたので買いませんでしたが、リミッター解除して買えば良かったです。ほんとに…クリスマスセールで25%OFF!!

物価の安いリガから行ったので、あらゆるものが恐ろしく高価に感じられてほとんどお買い物のできない旅でありました。。


北欧といえば、デザイン。
食べ物のパッケージがことごとく可愛い。
そして、一目で分かる明快さがあります。可愛いだけじゃない!
デザインは購買意欲を駆り立てる役割も、記号的な役割も果たすのですね。



紅茶、ハーブティ。


ダーラナホースのイラスト入りクラッカー。
ケースの段ボールが可愛い!
段ボールごと陳列できるので効率が良さそう。


クネッケブロート。薄いクラッカーのようなパンで、30cmくらいあります。
こんなお兄さんが毎日焼いているのかーと、商品に対して親近感が湧きます!

●一目でわかりやすくて、
●可愛くて、
●形や色を統一することで効率UPできて、
●使い終わった(食べ終わった)後もとって置きたくなる。

お店づくりにも応用できそうです!

ラトビアのデザインはもっとメルヘンで泥臭くて伝統的であたたかみのある感じ(と私には感じられます)なので、すっきりスタイリッシュな北欧デザインは目に新しく、刺激的でした。




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2018年4月17日火曜日

"アヌ&アヌの動物ニット"からエストニアのパペットを編みました



おひさしぶりです!!!!!!!ピエネネです!


"アヌ&アヌの動物ニット"からエストニアのパペットを編みました

出会いは6年くらい前?

編みものを始めて、Ravelryに登録した頃。可愛いエストニアの羊のパペットの写真を見ました。心を射抜かれてしまって。
アメリカの雑誌Interwave(2006 summer)からパターンをダウンロードしたまま、想いだけをあたためておりました。

そしたらそしたら、2016年に充実した日本語のパペット本が発売。ちょうど一時帰国中だったのでラトビアに持って帰り、早速ミトン屋さんで毛糸を買いました。



帰国して自営業になってからはとにかく休みが無いので全く編めない日々の中、今年のお正月に夢の3連休が取れたので夢中で編みました。

トラットリア ペコレッラのマスコット、ペコちゃん

ペコレッラ、とはイタリア語でこひつじを表します。
当店のペコちゃんをモデルに編みました♡


本物のペコちゃんと記念撮影。

こんな感じに編みあがりました


後頭部は本の通りに編んだら、ちょっと強そうなチーター柄に。
ペコちゃんのトレードマーク、真っ赤な首輪をつけました。


下からぐるぐる輪で編み上げます。
ラトビアミトンを編む要領と全く一緒。ミトンは両手編まなくてはいけないけれど、パペットは片方なのでらくちんです!


裏側はこんな感じに糸が渡りました。
渡り糸がゆるすぎると手を入れた時にひっかかるので、要注意です。


耳は本の通りに編んでいません。
「だいたいこの辺かな」、という位置に検討をつけて頭から直接目を拾い、白い糸で耳を編んだあとピンクの糸で刺繍をしています。
その後耳の根元を糸できつく巻いて、きゅっとした可愛い形を目指しました。


ペコちゃんの赤いリボンは、真ん中から両側に向かってそれぞれまっすぐ編み、減目しています。中央を糸でぐるぐる巻くように首に縫いとめて完成です。


完成!

自作のプズリス(ヒンメリ)と♡

胴体を編んで、両手を編んで、いざ!頭!と本の通り編んでいったら、
あら?この編み方、靴下のかかとと一緒だ!と気づきました。
靴下を編んだ経験のある方は、スムーズに編めると思います。

とても可愛くできました。
何より、編んでいる時がとっても楽しくて!
改めて、編みものって楽しいなぁ。

次にまとまった時間が取れたら、何を編もうかな。



Book: アヌ&アヌの動物ニット
29番のうさぎちゃんを参考にしました。

Yarn: ラトビア Tines
Needle: addi 1.5mm








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