2016年10月28日金曜日
「日本のことをもっと知りたい!」仲間たちと日本食パーティー!
大皿に山盛りのエビの天ぷら!
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日本のことが大好きでたまらないというラトビア人の仲間がいます。彼らはとにかく日本に興味があるので、「日本において仏教を開いたのは...」「妖怪ぬらりひょんと一つ目小僧」「日本のアニメでしりとり」など私(たち)の付いていけない話題を振ってくる恐ろしい仲間です。笑
彼らとともに、日本食パーティを楽しみました!
「何が食べたい?」と聞くと、
①てんぷらの作り方を知りたい。ネットで日本のクッキング動画を見て研究しているけれどうまくいかない。
②お好み焼きを食べてみたい。
③HOTPOT(鍋)に憧れる
...というなかなか具体的な答えが。日本人仲間と協力して彼らの期待に応えるべく頑張りました!
鍋キューブなど便利なものはないので、昆布とオーガニックの鶏肉と大根で出汁を取り、しいたけを投入することで見事な味に!(しいたけは"SHIITAKI"というしいたけの複数形で認知されています)
ところが、ラトビア人のお口には繊細な出汁の味がイマイチ伝わらない...味噌を加えてみたら、美味しい美味しいと喜んでくれました。
エビ天のために市場で張り切って本人が仕入れてきたエビのわたとりを依頼。超真剣に背わたを抜く料理好きのラトビア人。
動画を撮って興味津々に天ぷらの揚げ方を見学。本当に日本について知りたい気持ちが溢れています。そのようなラトビア人は結構多いのですが、残念ながらラトビアには本物の和食店がありません。日本の味を知ってもらうチャンス、こちらも張り切ってしまいました!
とってもきれいに焼けたお好み焼きはRPR(リガ陶器工場)の使い込まれた器に。結構可愛いかも。お好みソースは口に合うようで大人気。他の日本人の友達に聞いてみても、お好み焼きのラトビア受けはすごい!とのこと。
この日一番の驚きは、妊娠中の友達が全力でうどんを打ってくれていたこと!「鍋に入れようと思って初めてだけど頑張っちゃった⭐︎」といううどん、上手にできていました。彼女の子供がうどんを気味悪がって食べないので、みんなで「マカロニ美味しいよ!」と励ましていました。
そうか、この国でうどんはマカロニなんだ。
みんな大満足。さらに日本のことを好きになってもらえたかな。
次は彼らが秋に大量に仕込んだ森のきのこの瓶詰めをさかなにウォッカパーティだそう!
たのしみです♩
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2016年10月15日土曜日
本物の「ガラクタ市」 超怪しいモスクワ地区に潜入!
ガラクタが、 ごちゃごちゃー…
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リガは治安の良い街でとても暮らしやすいのですが、気を付けなければいけないエリアは存在します。例えば、リガ中央駅前の地下道。スリ多発ゾーンです。
そして今回訪れた"Maskava地区"。ラトビア語でMaskavaはモスクワという意味です。ここには1953-56年に建てられたスターリン様式の背の高い建物があります。これはラトビア科学アカデミー。上まで登って展望を楽しむ事ができるのですが、このエリアに立ち入ると異様な雰囲気を嫌でも感じてしまう程、異様な雰囲気を醸し出しています。
ラトビア科学アカデミー(画像はお借りしました) |
退廃的な空気、人の不愛想さ…ちょっと怖いです。
このMaskava地区の蚤の市に前から行ってみたくて、でも怖いし…地元の友人に連れて行ってもらいました。
想像以上のガラクタ感!家にあるもの、落ちていたもの、盗んできたもの(?)何でも並べている感じです。古いリモコンが何十種類も並んでいました。
ヴィンテージ物もあるにはあるけれど、砂や埃をかぶっていたり欠けていたりする食器はどう見ても「掘り出し物」ではなく「ガラクタ」。全く大切に扱われていません。試しに値段を聞いてみると外国人だと思ってめちゃめちゃふっかけられる…
狭い怪しい通路の左右にもびっしりお店が並びます。全てがごちゃごちゃしていて、汚くて、カオスな空間です。
カメラもガスマスクも車のブースターも何でもヒモのついたものはまとめてぶら下げてあります。こんなもの、誰が買うんだろう…と思っていたのですが、まさかの展開が。
友人のサマーハウスに置いてあった古い置時計の振り子が冬の間に盗まれてしまい、彼らが店のおじさんに「このくらいの大きさの振り子を探しているんだけど」と言うと…
ガラクタの山に手をつっこんでおじさんが取り出したのは2つの振り子!真鍮製でずっしり重い、松ぼっくり型の振り子です。 友人が探していたものとそっくりだそう。
このガラクタ市も需要があるんだなー、と妙に感心してしまいました。
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2016年10月11日火曜日
ベビーアルパカのふわもこマフラーはラトビアの秋にぴったり!
去年の冬に編んだもこもこのマフラーが今活躍しています。
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ニット作家・三國万里子さんの編み物キットを扱うネットショップ"miknits"で購入したベビーアルパカのマフラー。編み物のキットは初めて手にしました。
高かったけど、どうしても編みたくて「えいっ!」っと…
ふわんふわんのベビーアルパカの毛糸です。色は薄いピンクベージュ。これを極太の9mm棒針で空気を含むようにざっくり編みあげます。マフラーはとにかく長いので途中で飽きてしまって苦手だったのですが、このマフラーは出来上がり写真が可愛すぎて、「早く巻きたいいぃ」という気持ちがモチベーションを保ってくれました♡
12月にできあがってウキウキして巻いてみたものの、ベビーアルパカが温かすぎて去年はまさかの出番なし!
真冬の重装備はとにかく重ね着が基本。お店の中は暖房が効いているので外気温と室内の寒暖差を調節するには重ね着が必須なんです。このマフラーは一枚巻くだけで温かくなりすぎて、真冬には向きませんでした。
ふわふわ、もこもこです。
そんなマフラーですが、外が肌寒く室内の暖房もまだ入っていない秋に重宝する事が判明しました! ボリューミーなのでコンパクトなトップスに良く似合います。
ラトビア人は革ジャン率が非常に高いのですが、ぴたっとした革ジャンにボリュームマフラーは最強の組み合わせで気に入っています☆
ベビーアルパカの毛糸と言えば、旧市街のニット屋さん"Hobby Wool"にてラトビア産のベビーアルパカ糸を見つけました。シルクが入っているのかと思うほどツルツルふわふわで飛びつきそうになりましたが、お店の人に「巻いてもらえますか?」と聞くと答えは「No」。
「じゃあ、玉巻き機を売って下さい」と言うと「ラトビアでは店頭で売っているところはおそらく無い。ネットで買いなさい」と言われてしまいました…
かせ巻きの糸を販売しているのにかせ繰り機も玉巻き機も売っていないなんて、ちょっとモヤッとしてしまいました!!!
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2016年10月5日水曜日
秋の恵みの手作りシロップ☆「ラトビアのレモン」って?
高い高い秋の空。
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きりっとした空気の中、ラトビアでは秋の晴天が続いています。町に出れば収穫の気配。
ファーマーズマーケットでは赤く色づいたりんごが沢山売られていました。
目に入ったのは赤いペットボトル。これ、りんごのジュースなんだそうです。希釈して飲むシロップで、皮が入っているのできれいな赤い色。注文するとお湯で割ってその場で飲む事ができます。
夏にはクワス(黒パンを発酵させた旧ソ連圏で愛飲されている不思議な飲み物)に群がっていた人々も、秋は果物ジュース。田舎では、庭で採れた果物を使ってシロップを仕込むのが秋の仕事のひとつだそうです。
私が気に入っているのはこれ。果林シロップです!地元の人いわく、果林はレモンよりもビタミンが豊富で「ラトビアのレモン」と呼ばれているフルーツなんだとか。天国のような田舎のお家に暮らすお母さんが分けてくれた果林シロップは甘酸っぱくて、お湯で割って飲むとほっとします。
近くに住む家々の男性が集まり、山のように積み上げた果林を専用の機械で剥いて刻んで、お砂糖と一緒に漬け込んで一日がかりで作ったのだそうです。非加熱なので、酵素やビタミンが失われていないシロップです。
ラトビア語で果林は"Cidonija"(ツィドーニヤ)。果林シロップは"Cidoniu Sirups"(ツィドーニユ シルップス)と言います。
日本のように四季がはっきりとは目に見えにくいラトビアですが、地元の人は毎年敏感に季節を感じ取り、精一杯楽しんでいるのが伝わってきます。
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