かんむり編みの女性は炎天下で手編みの白いレースソックスを履いていました。
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夏至祭"Ligo"で使う花かんむりは、特別なものです。
ラトビア語で"Vainadziņš"、男性の被る樫の葉のかんむりは"Vainags"と言います。
この日は郊外から沢山のお花がリガの夏至準備市に集められ、教会の前で編み手たちが一心不乱に花かんむりを作っていました。
基本は、野で摘める花。最近はピオニーやバラなど華やかなものも用いられますが、やっぱり人気はシンプルなグリーンベースの花かんむり。
ギラギラの太陽の下でどんどん編まれていくお花たち。大体1つ15-20分くらいで出来上がります。リーゴ当日とその前後は毎年冷え込んだり天気が崩れるのだそうですが、今年は3日間快晴!こんなにお天気のリーゴはそうないようです。
男性がかぶるのは樫の葉のかんむり。見事に編まれた帽子もあります!これ、とってもすごい!
昔から伝わる技術なのでしょうか、ビニールやワイヤーなどは一切使われずに編みあげられています。
ここからは花かんむり特集。写真で楽しんで下さい♡
めくるめく世界にうっとりします。
いかがですか?どれも自然への愛と尊敬を感じる素敵なものばかり!
ラトビア人の自然と共に生きる感性にたっぷり触れることができました。
私の花かんむり。「私に似合うように作って」とオーダーしたものです。ラトビア人の友人に見せたら、「うん、リーゴに必要な花は全部入ってる!」と言われて嬉しかった!
頭に載せるとどっしり重く、首がめりこむかと思いましたが、自分だけの花かんむりを載せていると思うと気分の高揚は隠せません。
うきうきして歩いていたからか沢山の方に「素敵よ!」と声をかけられたり写真を撮られたり。
特別な一日を過ごすことができました。
この花かんむりはドライフラワーにして保存し、翌年のリーゴのたき火に投げ込むと1年の悪いものを祓い新しい自分になれるそうです。何だか日本に似ている…かも。
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