2016年6月3日金曜日

松ぼっくりでお湯を沸かす、ロシア式ティータイム



お庭で食べた自家製きゅうりの浅漬け!ラトビアには古漬け(ピクルス)と夏の風物詩・浅漬けがあります。日本のきゅうりの浅漬けと同じ味で美味しい♡

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ロシア人の友達のサマーハウスに行きました。サマーシーズンに週末や休暇を過ごすための郊外のお家です。ソ連時代に土地が分け与えられ、自分たちで家も小屋も手作りで建てたそう。ロシア語ではダーチャと言います。


いつか生で(笑!)見てみたいと思っていたサモワールがありました!サモワールとは、ロシアの湯沸かし器です。ロシア民話にもよく登場する私にとって憧れのアイテムです。


焚き付けの燃料はこれ。自分で細く割った薪と白樺の皮です。表皮を剥くと、薄くて紙の代わりになります。


表皮を取り去った白樺の皮を初めて触りました。ベロアのようなしっとりとした手触り!!これを加工してベレスタ等のロシア雑貨が生まれるのですね♡


火を付けたら、たくさんの松ぼっくりを投入!「サモワールの燃料は昔から松ぼっくりと決まっているんだよ。だから袋いっぱい拾って乾かしてストックしてあるんだ」だそうです。なんか、可愛い!


 煙突も付けて、松ぼっくりを追加しながら30分。ゆっくりゆっくりお湯が沸きました。


収穫したフレッシュベリーを使ったケーキと一緒に皆で紅茶を飲みました。
大人数でお茶を飲むために、何度も入れなおす事はしません。ロシア式紅茶の入れ方は、茶葉を大量に使って濃~~く出した原液をお湯で割るのです。サモワールの中にはたっぷりのお湯。一度に皆の元に紅茶のカップが回りました。


夏の食卓。言葉にならない幸せでのんびりした時間でした。





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