2015年11月17日火曜日

わたしのミトン

さきっぽが三角のミトンをひとつ持っています。
わたしが初めて編んだミトン。
棒針を始めて3つめの作品でした。

三國万里子さんの「きょうのあみもの」という本に載っていた編み図で、あ、これ編みたい!という勢いだけでなんとか完成させたのです。
一目一目本のとおりに編んでいくと可愛い模様が出てきて、真夏に夢中になって編みました。左右の大きさが違うのはご愛嬌。

冬はかなり冷える土地で2年間使いました。
編み込みは裏側に糸が渡るので二重になって暖かく、ウールなので手を入れたときモフッと羊の感じがします(笑)

へたっぴでボロボロだけど、ラトビアでも使っています!



キツネと、野ウサギと…火の鳥?





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2015年11月16日月曜日

ラトビアのミトン

好きな編み物雑誌があります。

”毛糸だま” 日本ヴォーグ社から年4回出版されるのですが、2014年春号はラトビアのミトン特集でした。

指先が三角に尖っていて、細い針と細い糸でみっちり伝統模様が編みこまれているミトンは”素朴”とはちょっと言えない緻密さを感じます。

わたしが普段好んでセーターを編む針がだいたい5号くらい。
ラトビアミトンは0号で編まれています。
つまようじで糸を編むような細さ!!

子供が産まれたとき。洗礼を受けたとき。結婚したとき。お葬式のとき。
人生の節目で贈られたミトンたちは地域ごとに色づかいも、模様も異なる特別なものだったようです。

ラトビアミトンはお土産屋さんはもちろん、年に一度開かれる”森の民芸市”やクリスマスマーケットでたくさん見られます。

ニット好きにはちょっと特別な国なのかもしれません。
















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2015年11月13日金曜日

記憶の中のリガの街

リガを訪れたことのある知人たちは口を揃えて「本当に素敵な街だった」と言います。

子供の頃、海外に住んでいました。
リガと、エストニアのタリンにはその時家族旅行で訪れたことがあります。
記憶にあるのは巨大なパイプオルガンと猫の像がついたとんがり屋根。
お小遣いを全部使って小さな琥珀の付いた銀のスプーンを1本、買いました。

覚えているのはそれだけ。

大人になったわたしの視点で、リガの街の生活を記録したら面白いなと思ったのもブログを始めるきっかけになっています。

実家で当時の写真を見つけました!










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2015年11月11日水曜日

ceriņi / ライラックの花

ceriņi(ツェリニ)とはラトビア語でライラックのことです。
日本で春、桜が満開になるようにラトビアでは初夏にライラックが一斉に花ひらくのです。
北ヨーロッパの夏の風物詩でもありますね。


大好きなライラックの花をラトビアで見られるのが嬉しくて嬉しくて、ブログタイトルにしてしまいました!!

リガの南西70kmのDobele(ドウベレ)という町に、ヨーロッパ最大級のライラック庭園があります。まだ行ったことがないので、今年絶対行きたいと思っています。




結婚式、ライラックのブーケ



モスクワで見た紫のライラック

 



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2015年11月8日日曜日

はじめに

初めまして。Meiです。
バルト三国の真ん中、ラトビアの首都リガで暮らしています
とても小さ国なので、インターネットで検索しても日本語の現地情報はあまり多くありません。
ラトビアって、どんな国なんだろ..?
旧ソ連の国、バルト海に面した国、編み物の国。
そのくらいしか知られていないと思いますが、人々は親切で自然が多く暮らしやすい所です。

せっかくなので、私が体験するラトビアの色々なことを記録してシェアするためにブログをはじめます。
一緒にたのしんで頂けたら嬉しいです


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