2016年6月8日水曜日

緑の中を歩く。森の民芸市 1日目



毎年6月の第一土曜日・日曜日に開催される、年に一度のクラフトマーケットに行きました!
ラトビア最大のこの手作り市はリガの野外民族博物館で行われています。緑濃いラトビアの初夏に森を歩きながらお買い物ができる、夢のように美しいマーケットです。
朝はゆっくりなラトビア人ですが、この日だけは開場前から渋滞の長蛇の列が。



手織りの帯は息を飲む美しさです。機織り機を使ってお父さんが伝統的な編み図を見ながら一段一段織っています。膨大な時間が費やされた帯に触れるときはちょっと緊張しました。


草の上に並べられた一面のかご。ひとつひとつ表情が違うので、手に持ってしっくり来るものを探すのが楽しい!自分にぴったりの「運命のかご」は持つと直感的に分かります。


かご屋さんは森の中で沢山出会います。このおじいちゃんのかごは、持ち手に矢羽根のような模様が編みこんであり、作りもとても丁寧。「この帽子は僕にぴったりだから売らないよ~」と言っているお茶目な写真です♡



名前が織り込んであるブックマーカー屋さんでは、自分の名前を伝えるとおばあちゃんたちが一生懸命古いチョコレートの箱を開けて探してくれます。ちょっと時間はかかりますが、探してくれる姿を眺めるのも楽しかったです。


内側をループ編みにする事で最強のモフモフ感を実現したキッズミトンに感動!はめてみると、羊に手をうずめた感じがしました。


ラトビアの森の賢者たちを発見!双子のおじいさんです。このビジュアルはずるい・・・古代の出土品などに着想を得た商品を作っているとのことです。


編みこみの枕カバーは、何と手編みです!!!信じられない。ミトンに使われる伝統模様をウールの毛糸で編みこんだ表面。裏地はリネンで、中の枕はそば殻です。ラトビアらしさが詰まったこの枕、あまりに可愛くてもったいなくて使えないという欠点がありました(笑)


雑貨との出会いは一期一会。特にこの民芸市は地元の人も観光客も沢山で、どのお店も商品が飛ぶように売れていきます。一周回ってから買おうと思っていたのに再訪したら売れていた、という事もざらでした。
会場は森の中なので足元はでこぼこ、木の根っこにつまずいたりアップダウンが激しい場所があったりと体力も奪われる上に、迷いやすいので再び同じお店を見つけるのもちょっと大変。なので、気に入った商品はその場で購入するのを私はおすすめします。
例外は、かご。かご屋さんは沢山あるし、お店によってデザインも作りのクオリティも違うのでぐるっと回ってから気に入ったお店を攻めてもいいかもしれません。

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2日目につづく。




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