2016年6月14日火曜日

フィッシャーマンと自転車の町 Saulkrasti



自転車ミュージアムに飾ってあったポストカード。キモ可愛い・・・笑

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Saulkrasti(サウルクラスティ)はリガ北東の海沿いの町です。帝政ロシアのエカテリーナ2世がこの地に植樹した菩提樹と波の穏やかな海がきれいな所で、フィッシャーマンたちが魚の燻製や干物を作って暮らしています。


中央市場でバケツに突き刺さっているコレです。スープに入れたりするのかな?と思って聞いてみたら、そのままむしって食べるそうです。



この町で有名なのが自転車博物館!東ヨーロッパ最大のコレクション量を誇るこのミュージアムの展示アイテムは800点以上。(HPより)
古い古い木製の自転車がありました。ゴムのタイヤはまだ無かったのか、木で作られたタイヤの周りには鉄が打ち付けられていました。


真ん中の背の低い自転車は、"Fuji"という日本から来た自転車です。1936年のもので、ラトビアの船乗りが日本に立ち寄った際に自分の娘へお土産に買ってきた、と説明を受けました。ちょっと感慨深いです。


1900年の自転車のライトは何とろうそく!!!ちゃんと空気穴が上部に設けられています。
昔ラトビアにはいくつも自転車工房があったそうです。高い技術を持っていましたが、職人による手作りの自転車は工房につき年間10~数十台しか生産できなかったとか。超高級品ですね。

小さいミュージアムですが、各地から訪れる自転車ファンは決して少なくないそう。ラトビア語、ロシア語、英語でのガイド対応です。



この日はラトビアの海開きの日で、海の町Saulkrastiでは露店が出て小さいフェスティバルが開催されていました。路上で無料の機織り体験をしていて、小さい子供はこうやって民芸に気軽に親しめる環境があります。
ミトン屋さんがあったので話を聞いてみると、編み手のお母さんの個人の趣味だとか。お店を持たず、空き時間に編んで町のイベントで販売しているのだそうです。それにしてもハイクオリティ!ミトンはダブルニッティングの技法でリバーシブル仕立てです。普通に編む2倍の時間がかかります。
編み目も揃って美しく、ラトビアのハンドメイド技術の高さには毎回脱帽です!!!

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Saulkrasti Bicycle Museum

Saulkrasti district, Rīgas iela 44 a, Saulkrasti, LV-2160

Tel: +371 28883160, 29276832





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