2016年10月15日土曜日

本物の「ガラクタ市」 超怪しいモスクワ地区に潜入!



ガラクタが、 ごちゃごちゃー…

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リガは治安の良い街でとても暮らしやすいのですが、気を付けなければいけないエリアは存在します。例えば、リガ中央駅前の地下道。スリ多発ゾーンです。

そして今回訪れた"Maskava地区"。ラトビア語でMaskavaはモスクワという意味です。ここには1953-56年に建てられたスターリン様式の背の高い建物があります。これはラトビア科学アカデミー。上まで登って展望を楽しむ事ができるのですが、このエリアに立ち入ると異様な雰囲気を嫌でも感じてしまう程、異様な雰囲気を醸し出しています。

ラトビア科学アカデミー(画像はお借りしました)

 退廃的な空気、人の不愛想さ…ちょっと怖いです。


このMaskava地区の蚤の市に前から行ってみたくて、でも怖いし…地元の友人に連れて行ってもらいました。


想像以上のガラクタ感!家にあるもの、落ちていたもの、盗んできたもの(?)何でも並べている感じです。古いリモコンが何十種類も並んでいました。



ヴィンテージ物もあるにはあるけれど、砂や埃をかぶっていたり欠けていたりする食器はどう見ても「掘り出し物」ではなく「ガラクタ」。全く大切に扱われていません。試しに値段を聞いてみると外国人だと思ってめちゃめちゃふっかけられる…


狭い怪しい通路の左右にもびっしりお店が並びます。全てがごちゃごちゃしていて、汚くて、カオスな空間です。


カメラもガスマスクも車のブースターも何でもヒモのついたものはまとめてぶら下げてあります。こんなもの、誰が買うんだろう…と思っていたのですが、まさかの展開が。

友人のサマーハウスに置いてあった古い置時計の振り子が冬の間に盗まれてしまい、彼らが店のおじさんに「このくらいの大きさの振り子を探しているんだけど」と言うと…
ガラクタの山に手をつっこんでおじさんが取り出したのは2つの振り子!真鍮製でずっしり重い、松ぼっくり型の振り子です。 友人が探していたものとそっくりだそう。

このガラクタ市も需要があるんだなー、と妙に感心してしまいました。




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