2016年10月5日水曜日

秋の恵みの手作りシロップ☆「ラトビアのレモン」って?


高い高い秋の空。

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きりっとした空気の中、ラトビアでは秋の晴天が続いています。町に出れば収穫の気配。
ファーマーズマーケットでは赤く色づいたりんごが沢山売られていました。


目に入ったのは赤いペットボトル。これ、りんごのジュースなんだそうです。希釈して飲むシロップで、皮が入っているのできれいな赤い色。注文するとお湯で割ってその場で飲む事ができます。


夏にはクワス(黒パンを発酵させた旧ソ連圏で愛飲されている不思議な飲み物)に群がっていた人々も、秋は果物ジュース。田舎では、庭で採れた果物を使ってシロップを仕込むのが秋の仕事のひとつだそうです。


私が気に入っているのはこれ。果林シロップです!地元の人いわく、果林はレモンよりもビタミンが豊富で「ラトビアのレモン」と呼ばれているフルーツなんだとか。天国のような田舎のお家に暮らすお母さんが分けてくれた果林シロップは甘酸っぱくて、お湯で割って飲むとほっとします。

近くに住む家々の男性が集まり、山のように積み上げた果林を専用の機械で剥いて刻んで、お砂糖と一緒に漬け込んで一日がかりで作ったのだそうです。非加熱なので、酵素やビタミンが失われていないシロップです。

ラトビア語で果林は"Cidonija"(ツィドーニヤ)。果林シロップは"Cidoniu Sirups"(ツィドーニユ シルップス)と言います。
日本のように四季がはっきりとは目に見えにくいラトビアですが、地元の人は毎年敏感に季節を感じ取り、精一杯楽しんでいるのが伝わってきます。



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