2016年5月16日月曜日

織物を求めてリンバジ村へ ①



 リンバジ村のバス停で見かけたお洒落なおばあちゃん。

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Limbaži(リンバジ)はヴィゼメ地方に位置する村で、リガからは北へ約90km。ここに1914年から続く織物工房、"Limbažu Tīne"があります。ラトビア伝統衣装のためのテキスタイルをウールやリネン、綿を用いて織りつづけているこの工房を訪ねてリガから小旅行してきました☆

たどり着くまでの風景や村の景色、織物工房、購入した製品の3回に分けてご紹介したいと思います。

リガから少し外に出るだけで、景色は一変します。車の窓の外に広がるのは一面のたんぽぽ!白樺の森や小川、小さい木造の家などまるで絵本の世界です。


牛が草を食んだりお昼寝したり。2時間程、のどかな風景の中を走っていきます。巣を守るコウノトリも沢山見かけました。家の煙突よりは、木の電柱の上に大きな巣を作っている事が多いようです。


到着したのは、リンバジ村のバスステーション。きれいで新しい建物のようです。中にはコンビニもあり、お手洗いもあり。バスの切符の窓口も、この建物の中です。


予想していた「村」のイメージとは違い、整備されていてそれ程田舎っぽくない印象です。ここに来るまでにいくつも古い木造家屋がぽつりと並ぶ村を見てきたので、それらに比べると大分開けた感じがしました。ただ、とにかく人がいない…



やっと出会ったのはお散歩をする女の子と、ライラックの影から出てきた子猫ちゃんでした。
村を歩いても、飲食店が殆どない。いくつかの小さいスーパー以外にお店もない。もちろんお土産店もない。集合住宅はあるものの、ここに暮らす人は何に従事して生活しているのか想像がつきません。

そう言えば、リンバジの姉妹都市はスウェーデン南部の小さな村・Klippan(クリッパン)だそうです!クリッパンも創業130年に渡って糸を紡ぎ、染め、ブランケットを織っている村。素敵なつながりですね♡


中心から外れたところにぽつんと織物工房がありました。2時間かけて来たけれど、もしかしてあんまり期待できないかも…と不安混じりでドアを開けます。

続く。



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