織物を求めてリンバジ村へ ①の続きです。
工房内に併設されているショップの店員さんは何でも知っています。
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さて、建物を入ってすぐ右手の小さな売り場には所狭しと商品が並んでいました。
"Labdien"(こんにちは)と挨拶をして、リネン製品をひとつ手に取ると、すかさず店員さんが「それは半分機械、半分人の手で完成させたの。特別きれいでしょう。他のは全部機械よ」と解説をしてくれるではありませんか!その後も手に取るもの全て、説明してくれました。
リネンはどれも凝った柄です。不思議な幾何学模様、花柄、幅の違う格子柄、ヘリンボーン。触るとひんやりしました。柄が織り込まれている分、頼りがいのある厚めの仕上がり。
棚にぎっしり積み上げられたウールブランケット。色も柄もサイズもバラバラなので気に入ったものを片っ端から広げて検討します。横では彼女が常に待機していて、買わないと決めたものは即きれいに畳まれ棚に戻されます(笑)
「やっと決めた。これ、この色とサイズが好き」と言うと、「やっぱりねぇー。日本人はそれが好きなのね」と言われ。???と思っていたら…「それは日本からの特注で作っているのよ。サイズが小さめでしょ。」
絶妙だと思ったサイズのブランケット、まさか日本向けだったとは!
美しいこのリボンは、手織りだそう。細く編むための小さい道具があるらしいのですが、「一体一本何日かかるの?」と思わず聞いてしまいました。民族衣装の白いブラウスの首元に巻いて使うリボンです。
ウールのショールで一枚だけ飛び抜けたお値段が付いているものがあって、それは手織りとの事でした。近くで見ると細かい模様と色のグラデーションに感動!手仕事に対する対価がきちんと付けられています。
圧巻の民族衣装生地コーナー。上にかかっているのはクッションカバーです。実はこれを選ぶためにここまで来たのです♡経糸と緯糸が違う材質(リネンとウール)で織られているので独特の質感が魅力的です。
レジ後ろの棚にごっそり在庫が積まれているので、ディスプレイされていない商品も沢山見ることができました。店員さんに「あれも見せて」「さっき畳んだやつ、もう一回見せて!」と全て見尽くし、気づくと1時間半も過ぎていました。
偶然に偶然が重なって工場もちらっと見る事ができましたが、写真は禁止。唯一許可をもらえたのがこれ。染め上げられ、織られるのを待つ大量のウールです☆
続く。
※商品説明は全て口頭だったので、記憶違いや訳し間違いがあるかもしれません(>_<)
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