2016年4月4日月曜日

ラトビアの超メルヘンな通貨 ラッツ "Lats"

ハリネズミ(2012年)と雪だるま(2007年)
ラトビアにユーロが導入されたのは2014年1月1日。それ以前に使われていたのがラッツです。事あるごとに素朴で絵本みたいな国だな、と思っていましたがここまでとは思いませんでした。通貨まで、可愛いのです。

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いつものガラクタ市のおじさんに、「ねぇねぇ、ラッツは売ってないの?」と聞いてみたら持ってきてくれた生の1ラッツを見て完全に夢中になりました。可愛い。可愛すぎる。多く流通していたレギュラーラッツの他に毎年ラトビアを象徴するデザインのラッツが出ていたようなのですが、これが国の会議でエライ人たちに決められていたと思うと…「君たち、ふざけているのかね!」と思うほどメルヘンなのです。

可愛いのでぜひ写真拡大して見てください!
 おじさんのラッツコレクション(1個欠けているのはバラ売りしてしまったそう…)。このセットで売価€250と聞いて、聞き間違いかと思いましたよ!!!!なぜなら、バラ売りの場合の単価を聞いてみると何かおかしいんです。全部足しても€100くらい…
全部バラバラに買って集めた方が断然安い。おバカです。

いくつかラッツを買った際に「台紙はいらないの?€10を€7にしとくよ!」と言われましたが、台紙はいつか全部揃った時でいいかと思って「うん、いらない」と言いました。すると、
「台紙があるといい事だらけだよ!普通に保管すると黒ずむから君は毎月コインを磨かなきゃいけない。でもこれがあれば綺麗に保てる上に水にも強いんだ!」と必死のプレゼンをしてきました…。


左上から、キノコ・ハート型ジンジャークッキー・ビールジョッキ・松ぼっくり。下段は雪だるま・ハリネズミ・カエル・Sprīdītis(絵本のキャラクター)。いまやアンティークショップや蚤の市などでしか手に入らないラッツですが、人気やレア度によって値段は異なるので、おじさんと(値段交渉で)戦う為にこちらも事前の予習が必要です!笑
特にレアなのが一番最初のラッツ・コウノトリ。コウノトリはその他の柄の4,5倍の値段です。これらの1ラッツの他にも銀行からシルバーの記念硬貨なども発行されていたようで、全種類のデザインと歴史を収録したぶ厚い本まで出版されています。ラッツコンプリートの道は険しいのです。

お金をドーンと出してセットで買ってしまえば早いですが、それではロマンがないので蚤の市を覗いてコツコツ集めていこうと思います。
 
Collecter coin datebaseのサイトにてラッツのきれいな写真を見ることができます。(いくつかの柄の名前が間違っていますが…)とっても可愛いので、興味のある方はぜひ見てみて下さい。興奮しますよ♡





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2 件のコメント:

  1. かわいい!かわいい!かわいい~(∀)
    普段興味ない分野だけど、これなら欲しい。帰ってきたらコンプリートしたコレクション見せてね♪

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    1. かわいいでしょ!!
      コインに手を出したら底なしだ…と思っていたのに集め始めちゃった('_')☆
      ほんとに可愛いから早く見せたいw

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