2016年4月14日木曜日

○○に似た味!ラトビアの謎の野菜



<4/15 最下段に追記あり>

これ、何だか分かりますか…?

市場に先週から急に出てきた野菜。束になって30セント~50セント。なぜか場内の野菜売り場では見かけず、場外の出店で取り扱われていて、野菜がふんだんにあるお店にはあんまり置いてない。逆に、この葉っぱだけ売っているおじさんがいたり、ストッキング・ネジなど日用品のブースで机の端っこにこれを置いていたり。謎の野菜なんです。

生でかじってみると、ニラです!ニラの味!!
ラトビアでニラは売っていないので、これさえあれば餃子やチヂミが食べられるではないですか♡


聞いてみると、ラトビア語で"Lakši"(ラクシ)というものだという事が分かりました。英語ではForest Garlic.私たち日本人には馴染みがないですよね。今の季節のほんの短い間だけ採れる貴重な野菜です。"Forest Garlic"で検索すると、本当に森の中に生えている画像がヒットします~!不思議な光景。
森の中の暗く湿った場所に生えるLakšiは春の使者とも呼ばれ、人々が長い冬の間待っていた春の最初の天然ビタミン。玉ねぎの味とニンニクの香りを持つのでForest Garlicという名前が付いたとか。

森に自生しているものを採って販売するのは違法行為だそうで、"そういう人から買ってはいけません!"と友達に言われました。お金になるのでこっそり採って売る人が増え、年々数が減っているので、家庭菜園で育てる人が増加しているそう。そのような所から仕入れたLakšiを選んで買う必要があるんだ、という話でした。


BBQをした時、大量の生野菜に付けていたディップにも刻んだLakšiがたっぷり入っていました!
スメタナ(ロシアのマヨネーズ)、すりおろしにんにくと一緒に混ぜたシンプルなディップ、美味しかった~!

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<追記分>
これは、行者にんにくではないかとのお声をいくつか頂きました!日本の北海道や長野県など寒冷地の方には馴染みのある野菜なのですね。アイヌネギとも呼ばれ、ジンギスカンと一緒に食べたりするそうです。
謎野菜の正体解明にご協力いただきありがとうございました!



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2 件のコメント:

  1. こんにちは。初めまして。
    ラベリからの通りすがりです。
    このforest garlic、北海道でよく食べられている行者ニンニクに似ていますね。
    世界は違うようで似ているところもあるのだとちょっと嬉しくなりました。

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    1. こんにちは、ラベリからご訪問頂き嬉しいです♡
      やはり行者ニンニクの可能性が濃厚でしょうか。気候が近いのかもしれません。こんなに遠い国なのに、確かに不思議と日本を感じる事があります。また新たな発見をしたら記事にします☆
      素敵なコメントをありがとうございました!

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