2016年8月21日日曜日

野外イベント 「サウナとはちみつフェスティバル」に行ってみた 【サウナ編】



これぞラトビアの夏?「サウナとはちみつ」という謎の組み合わせのイベントです。

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7月初旬に野外民族博物館で行われた"Latviskie Pirts un Medus svētki"(ラトビアのサウナとはちみつフェスティバル)に行ってみました!

夏のラトビアは毎週末どこかでイベントが行われていて、地元っ子はFecebook等で常に次に行くイベントをフォローしています。それを見て私もイベント情報をキャッチしているのですが、この「サウナとはちみつ」に誘ってくれたのは手織りのリネンを売ってくれたおばあちゃん でした。「このイベントに出るから来てね」、と言われたら行かないわけにはいきません!


この日の野外民族博物館にはラトビアの民族衣装の人が沢山いました。広場の奥にステージが作られていて、どうやら歌とダンスの出し物が行われるようです。


数は比べものにならない程少ないですが、森の民芸市の時のようなハンドクラフトのブースが出店していました。おばあちゃんにも再会できましたよ!この日のおばあちゃんはサウナ用品を売っていました。


おばあちゃんのお店の木の歯ブラシがとっても可愛かったです♡


素敵なブース発見。樹脂の中にラトビアの森の草花が閉じ込められているキーホルダーです。タンポポの綿毛が入ったものも!ちなみにラトビア語でタンポポの事を"Pienene"(ピエネネ)と言います。可愛い響きですよね~。


さてさて、サウナのコーナーへ。芝生の広場に様々な小型サウナが並んでいます。入口で共通チケットを購入しているのでどれでも好きなものに挑戦して良いそうなのですが、驚いたのは男性も女性もすっぽんぽんでマッサージを受けている事!周りに丸見えです。いくら自然の中で気持ち良いとはいえ…開放的すぎでしょ!!


フツーにタオル一枚でお昼ごはんを買いにきているおじさん。



サウナコーナーの入口にはハーブや木の枝が山盛りになっていました。何に使うんだろ???と思いましたが、意外な使われ方をしていたのです!


シートを広げてまったりしている家族発見。ピクニックしてるのかな?と思いきや…


山盛りのハーブの中から人の足が!こ、これは????


中の人が爽やかな顔で起き上がりました!ここはラトビア式マッサージ屋さんだとか。「あー、本当に気持ち良かったわ!」と言うのを聞いて、ウズウズ。やってみました!


全身を木の枝とハーブで覆われて、顔の上には水で濡らした白樺の葉っぱを。さらに水に浸した白樺の枝を全身の上で振り、ハーブのシャワーを浴びているような状態に。この日はとても暑かったのですが、ハーブシャワーのおかげでまるで涼しい森の中にいるようです。


足の裏にハーブをこすりつけるようにマッサージ。これが気持ちいいんだな~。かなり長い時間かけてゆっくりマッサージしてもらいました。


4本の筒と手前の銅の鉢は一種の楽器。存分にハーブの香りを吸ってマッサージを受け、リラックスした後は…


この楽器の音を全身に振りかけるようにして五感を目覚めさせます。意識の深いところから地上に還ってくるような感じ。ラトビアならではの、良い体験をしました。


マッサージの横で遊んでいた男の子。手にはフレッシュなブルーベリーの枝を持って、顔をべとべとにしながらむさぼっていました!可愛い!一枝食べつくすとポイっと投げて、次の枝へ。


彼の遊んでいた砂場はラトビアの占い用のものでした。ラトビア神道の神々のマークがかたどられたモチーフを目をつぶって選び、自分の守護神(?)を知るというもの。人生で一度しか決められないそうです。

日本とは全く違うラトビアの夏。楽しいな~。




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