2017年2月5日日曜日

ラトビアのおばあちゃん達と編む


ラトビアのミトン用の糸はカラーバリエーションが魅力です。

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リガで過ごした冬、ラトビアのおばあちゃん達に混じって編み物サークルに通いました。


図書館の一室で隔週1回行われているサークル。図書館司書の方が先生になって教えてくれ、編みたい人は誰でも歓迎です。ただし、ラトビア語とロシア語しか通じません。説明も編み図もその二か国語です。


初めて参加した時は少し遅れて到着したのですごく緊張しました!古いビルに入っている図書館の入口がそもそも見つけにくくて、更に受付で「編み会に参加したいのですが…」と説明し、ようやくたどり着くとおばあちゃん達が無言でひたすら編んでいるのです。

もっと和気あいあいしてるのかと思ったー!とひるみましたが、とりあえず着席。


先生が巡回しながら一人ひとり教えてくれるので、私も道具を出してじっと自分の順番を待ちます。ソ連時代の影響か、ラトビア人は驚くほど忍耐強く順番を待ちます。市場でもどこでも、日本なら待つのに耐えられずクレームが出そうな状況でも、静かに待つのです。


クリスマスが近かったある日のお題はかぎ針編みの天使でした!糸は持参しても良いし、教室に誰かが寄付したものを使ってもOK。2回目からは私は自分で持って行っていました。

天使ちゃんはロシアの編み図で、 表記は日本の編み図と似ているので勘で何となく編めます。分からないところは先生に質問して教えてもらうのですが、私はロシア語の編み物用語は網羅していなかったので言葉での説明が全然分かりませんでした。笑
隣のおばあちゃんに手元を見せてもらって何とか進めます。


誰でも参加できるサークルですが若い人はいなくて。年金生活のおばあちゃんが殆どです。ただ、さすがラトビアのおばあちゃん。恐ろしく手つきが速い!そして、できる限り細い糸で頑張っています。80代の女性が極細レース糸を編む様は壮観です。


完成した私の天使です♡

最初はお互い人見知りしていたけど、何度か顔を見せるうちに馴染んできてロシア語で沢山しゃべりました。参加者の殆どはラトビア人のようで、主な会話はラトビア語です。私のためにロシア語を使ってくれたみたいです。

「編みもの歴は何年?」「誰に教わったの?」など、話す内容は編み物のこと。2時間弱の編み会ですが、毎回すごく楽しかったです。
(独学です、youtubeに教わりました、と答えたら"まー!若い人は違うわねー!"と驚いていて可愛かったです…笑)

「夏はこのサークルはお休みだから、また秋に来なさい!」と言ってくれました。本当に、また参加したいです!!!



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