2018年8月21日火曜日

ラトビアのミトンと私の編みもの・2


2年前のラトビア郊外の村。ため息が出るほどきれい。
現在営んでいるレストランの仕事が忙しすぎて、私が1日の中で編みものに当てられる時間は30分から1時間ほどしかありません。
スローペースで、少しずつ、ラトビアミトンの模様を用いた雑貨を作っています。


現地から取り寄せるミトン用の細い糸。
甘縒りで、編み込むと空気を含んで糸どうしが絡んでいる表情になります。
針は、ステンレスの輪針。輪編みにも平編みにも。
(愛用しすぎて曲がってきてしまいました!)


一枚の編み地を仕立てて、小さな雑貨を作ります。
編み立てはくるんと端がまるまっていて、ほやほや感がたまりません。



水通ししてブロッキングすると、ぴしっと端正な姿に。
裏側はこぎん刺しを思わせる雰囲気で、こちらも好きです。



現在できているのは、針山と飾り枠。
さきほどの編み地はキルト芯を入れてふっくらとしたポットマットになる予定です。

ラトビアの手仕事のぬくもりを感じてみたい、そんな方に手にとって頂けるように小さなWebショップをオープンさせる準備をしています。
(もちろん本物のラトビアミトンも扱います!)

完成したら、ぜひ見に来て下さいね^^









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ラトビアのミトンと私の編みもの・1

お久しぶりです!
実は、ある事件があってラトビアに思いを馳せるのが辛くなっていました。

景色も人も文化も、美しい国ラトビア。
大好きなラトビアの建国100周年記念「歌の祭典」グランドフィナーレのリハーサルチケットを持っていました。
友人が、チケット争奪戦に参戦して勝ち取ってくれた大切な券です。

歌の祭典を見て感じて、そしてラトビア建国をお祝いするために、7月に私はラトビアにいるはずでした。
なのに!
諸事情で直前でキャンセルせざるを得ませんでした。

ショックと悲しさと悔しさと友人への申し訳なさでいっぱいで、その気持ちを引きずり、"ラトビア"という文字を見るのさえ辛い時期を過ごして…

…その傷を癒してくれたのも、また、編みものでした。
ひと針ひと針夢中で手を動かして、やりきれない思いを少しずつ消化する事ができました。


私はラトビアのミトンが大好きです。
いくら眺めても飽きない細かい編み込み、柄の配置、一対のミトンに込められた思い。
継承されてきた編み手の技術、伝統模様。

それを自分の周りに伝えられたらいいな、とお店(実店舗pienene)ではミトンを含むラトビア雑貨を扱っています。そこで気づいたのが、日本の生活、特に私の暮らす地域では"ミトン"というものは人々の生活に残念ながらあまりマッチしていないという事でした。

繊細な編み込みによる暖かい編み地は、神奈川の冬には少し暑すぎる。
外で毎日触るスマホは、ミトンをはめていては操作できない。
そして何より先っぽが三角のミトンは、手袋として馴染みがない。


こんなにも愛らしく、こころ踊るラトビアのミトン。
せめてこの伝統模様を生かして私たちの生活の一部に彩りを与えてくれるものを作れないだろうか。
少しでも、手のひらに乗る小さな小ものからラトビアを感じる事はできないだろうか。

その思いから、私の編みもの活動は続いています。

2に続きます





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2018年5月4日金曜日

ラトビアで一番のたいやき職人、アンドレイとオーリャ


いまラトビアで(おそらく)最もたいやきを上手に焼く2人をご紹介!

左がオーリャ、右がアンドレイ。
ラトビアでできた大切な友人です。


アンドレイはグルジア系ロシア系ラトビア人(ややこしい)
料理と、パソコンゲームと、射撃、そして妻をこよなく愛する男。


オーリャはヴィンテージシネマファッションと猫が大好き。
彼女の猫の大好物は、海苔。

そんな2人の共通点は、大の日本びいきであること。
自宅では起きている間中NHK Worldが流れていて、日本のアニメ・映画・漫画だけではなく歴史も文化もひっくるめて全部好き。
図書館司書のオーリャは万葉集に関する論文まで執筆し、会うと
「天照大神の"オーミカミ"って、何?」などとすごい質問を投げかけてきます。


2人がたくさんのお土産を手にラトビアから遊びに来てくれたので、お返しにたいやき器をあげました。

彼らはたいやきに憧れすぎて、ラトビアのリガからロシア・サンクトペテルブルクのたいやき屋さんまで車で行ってしまったほどなんです!

たいやき器を心底喜んでくれたアンドレイとオーリャ。
早速、たいやきに挑戦してくれました!
…屋外で。笑




オーリャ自作の"ANKO"を入れて…


BBQのグリルで直火。豪快。
こんなんでちゃんと焼けるのかな、と思ったのですが。


ブラボー!
とっても上手!!
これはもう、ラトビア一のたいやき職人でしょ。
"これでサンクトペテルブルクまで行かなくてもよくなったよ"とアンドレイ。
ちなみにリガからサンクトペテルブルクまでは600km弱あります。笑

photo: by Andrey & Orya




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2018年4月29日日曜日

20年ぶりの、モスクワ

日本とは全く違う、ロシアの空気。 


初めての海外出張から帰ってきた弟が私に、と買ってきてくれたモスクワ限定スタバのタンブラー。
マトリョーシカ!これ、欲しかったんです♡


裏はこんな柄。
ロシアの伝統的なプラトークをイメージしているのでしょう。
ロシアのおばあちゃんが頭に巻いている、あの布です。

私たち兄弟は、幼い頃の3年間をロシアのモスクワで過ごしました。
あの時幼稚園児だった弟の、初めての海外出張先がモスクワだったのです。
すごい偶然!

当時はモスクワにスターバックスなんて、とても考えられませんでした。
ソ連崩壊の直後で、やっとマクドナルドの1号店が出たちょっと後だったし。笑


あれから約20年経っても変わらないものも、お土産にくれました。
可愛い可愛いリスのパッケージ。


ビターチョコに定評のある、創業1804年、Бабаевский(ババーエフスキー社)の"белочка(ベーラチカ)"。
ロシア語でリスを表す"белка(ベールカ)"の愛称形です。



一粒、長方形のチョコが紙に包まれています。
ロシアのチョコは、正直そんなに美味しくないものが多いです。
ベルギーチョコのようなカカオ!美味しい!という感じではなく、砂糖や油分が多くてざらっとしている。
でも、はまるんです。笑


ガナッシュをチョコでコーティングしてあります。
ナッツは小さく刻まれていて、存在感はそんなにありません。

リス以外にも可愛いパッケージのチョコは、たくさんあります。
庶民が愛するチョコなので、価格もとても安価。市場でも手に入ります。
色々な種類を詰め合わせればお土産にもぴったり。


私が約10年前に留学したモスクワでは、街で英語は殆ど通じませんでした。
首都モスクワではなく、外国(=日本)に距離が近い極東のウラジオストク、ハバロフスクで若者たちが積極的に英語を話すのに驚いたりもしました。

今回弟が出張してみて、モスクワでは若い人を中心にかなり英語が通じる印象を受けたようです。ただ、それは学生やビジネスマンの話。
労働者で英語を話す人はまだまだ少ない。

展示会の帰り、タンブラーを買ったあと空港に向かうタクシーで詐欺にあった弟。
相場3000円の距離で、35000円(!!)請求されました。
もちろん抗議するも、「じゃあ空港へは行かない」とUターンされ、展示会場の方向へ車を走らされ…搭乗時間の迫る中なすすべもなく、支払ったそうです。
せめてもの抵抗で"領収書をくれ"と頼んだら、普通にくれたあたりが謎です。笑

彼にとっての20年ぶりのモスクワは、懐かしく、新しく、そして苦い思い出となりました。



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2018年4月24日火曜日

ストックホルムの本屋さんと、可愛い北欧のフードパッケージ


いつまでも眺めていたい、ストックホルムの街並み

リガからストックホルムに、クリスマスシーズンに旅行に行ったときのこと。

フィンランド⇄リガの空路、Baltic Airは小さいプロペラ機ですが、ストックホルム行きはめちゃめちゃ綺麗な新しい機体でした!!

この旅行は、最後はフェリーでリガまで戻って来てとても楽しかったのでいつか改めて記事にします。


ストックホルム中心街の本屋さん。
その広さと、スペースの贅沢な使い方にまずびっくり。
均等に配置された木の大きなテーブルに本がゆったり平置きで陳列されています。
天井はむきだし。


手芸コーナーには山盛りの毛糸!毛糸!
うわー♡

針も販売しているので、これなら本を見て編みたいものがあったらお家に帰ってすぐ始められる。思い立ったらすぐ手に取れる手仕事への距離感がすてきです。


そして何と!DROPS ALPACAが山盛り。
カラー豊富。手触り最高。
すでに自宅に40玉ほど在庫していたので買いませんでしたが、リミッター解除して買えば良かったです。ほんとに…クリスマスセールで25%OFF!!

物価の安いリガから行ったので、あらゆるものが恐ろしく高価に感じられてほとんどお買い物のできない旅でありました。。


北欧といえば、デザイン。
食べ物のパッケージがことごとく可愛い。
そして、一目で分かる明快さがあります。可愛いだけじゃない!
デザインは購買意欲を駆り立てる役割も、記号的な役割も果たすのですね。



紅茶、ハーブティ。


ダーラナホースのイラスト入りクラッカー。
ケースの段ボールが可愛い!
段ボールごと陳列できるので効率が良さそう。


クネッケブロート。薄いクラッカーのようなパンで、30cmくらいあります。
こんなお兄さんが毎日焼いているのかーと、商品に対して親近感が湧きます!

●一目でわかりやすくて、
●可愛くて、
●形や色を統一することで効率UPできて、
●使い終わった(食べ終わった)後もとって置きたくなる。

お店づくりにも応用できそうです!

ラトビアのデザインはもっとメルヘンで泥臭くて伝統的であたたかみのある感じ(と私には感じられます)なので、すっきりスタイリッシュな北欧デザインは目に新しく、刺激的でした。




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