2017年5月18日木曜日

ラトビア旅行では何語が通じるの?



このブログにはラトビア旅行へ出かけられる方から時折メッセージが来ます。
嬉しいです(^v^)
その中でも質問が多いのが、

「何語が通じる?辞書は必要?」

私はロシア語で日常生活を送っていたので、ロシア語を話す者の視点からお話します。


ラトビアの公用語はラトビア語で、法律により公共の場(看板、メニューなど)の表記はラトビア語を使う事が定められています。しかし首都リガにはロシア系ラトビア人がとても多く、街を歩いていて聴こえるのはロシア語の方が多かったかもしれません。

「ラトビア人はソ連時代のつらい思い出を持っているからロシア語は使いたがらない」と思われているかもしれませんが、案外そんな事はありません。文化や風習、信仰は別として、言語はツールだと割り切って日常生活で必要ならば話す人が多い感じです。

(脱線しますが1995年頃エストニアのタリンに行った時はロシア語を話すと嫌な顔をされたのを子供ながらに感じました。※昨年訪れた際はそのような事はありませんでしたが。また、リトアニアのビリニュスはタリンとリガに比べてロシア語話者がぐっと少ない印象です)


ラトビアでロシア語を明確に拒絶されたのは一度。森の民芸市で賢者風双子のおじいさんに「ノーロシアン!」 と言われ、英語に切り替えたらにこやかに対応してくれました。

そんな事があってからは、どこでもまずラトビア語で挨拶をしてから「ロシア語で話して良いですか?」とひとことお願いする習慣ができました。


ラトビア系ラトビア人の若者はロシア語を話せない人も結構います。
話せないけれど理解はしてくれるので、こちらはロシア語、相手は英語のミックス会話の場合も。

意外な事に(?)旧市街など中心部では日常会話程度の英語が通じることが多いです。特に若者は良い仕事を得るためにも英語は必須なので、バー等で外国人の友人を作って英語のブラッシュアップをしたり。ラトビア語、ロシア語、英語、さらにドイツ語など+α話せる人も珍しくなく、ラトビア人の言語能力には驚かされました。



冒頭に戻りますが、ラトビア旅行をするなら【紙の辞書よりスマホのgoogle翻訳】が便利かもしれません。google翻訳アプリには「オフライン」という機能があり、インターネットがつながっていない状態で辞書が使えます。
「これは何だろ?」と思うラトビア語をカメラ撮影すれば文字を読みとって翻訳してくれる機能も♡オフラインで使うために、事前にwifi環境下で必要言語(日本語、ラトビア語など)をダウンロードしておけばOKです。



辞書は紙!派の方には現地の古本屋さんをオススメします。
いつもある訳じゃないけれど、遭遇率が高いのがソ連時代に出版されていたラトビア語-英語の手のひらサイズの辞書。私の持っているのは1966年発行のものです。見つかればラッキー、と思って探してみて下さい。


旅に出るまえに覚えておいて欲しいラトビア語はふたつ。
こんにちは、と ありがとう、です。

こんにちは:Labdien(ラブディエン)と言ってお店に入ると良い感じ。
ありがとう:Paldies(パルディエス)と言って相手の目を見ればコミュニケーション成立です。

良い旅を☆


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